皆さんこんにちは。
CD組コーチ兼かけっこアドバイザーの、坂本と申します。
「かけっこアドバイザー」とは、日本ランニング協会に認定された、子どもの指導に特化し、走り方や姿勢作り、体力作りなどの基本や学習力や創造力、自立心の育成までを視野に入れた指導を行うことができる資格です。
野球というスポーツを通じて、身体を動かす事の楽しさやスポーツの楽しさを伝える事を目的に、子ども達と毎週楽しく過ごしています。
ところで皆さん、ゴールデンエイジという言葉をご存知でしょうか。
ゴールデンエイジとは、子どもの身体能力、運動能力が著しく発達する時期の事で、
一般的に8歳から12歳(小学校1年生~小学6年生)の期間と言われております。
子どもの発育には大きく
と4つに分類されます。
スキャモンの発達曲線によると20歳のレベルを100%として考えた場合、器用さやリズム感を担う神経系の発達は12歳位でほぼ100%に達します。
画像出典: http://katraining.ehoh.net/new1018.html
そのため、この時期に神経回路へ刺激を与え、回路を張り巡らせるために多種多様な動きを子ども達に経験させる事は、その後の成長にとっても非常に重要となってきます。
そして、ゴールデンエイジ前の5歳〜8歳の時期をプレゴールデンエイジと言い、ゴールデンエイジの前提条件を作り出す重要な時期になります。
また、プレゴールデンエイジ→ゴールデンエイジで発達した神経系型を基に、心肺機能や能力、骨格が急速に伸びるポストゴールデンエイジと言われる13歳〜18歳を迎えることで、子どもの発達能力を最大限に引き出せる事が可能です。
この神経系型の発達にはコーディネーション能力を高める事が非常に有効となります。
コーディネーション能力とは、
目や耳等の五感(知覚・聴覚・平衡感覚・皮膚感覚・筋感覚)で察知した
情報を脳で処理して神経を使い、身体を巧みに動かす能力
を言い、
に分類されます。
野球はこの7つの能力を全て養う事が出来るスポーツです。
能力 | 能力の概要 | 野球での動きの一例 |
---|---|---|
バランス | バランスを正しく保ち、姿勢が崩れても元に戻すことが出来る能力 | ランナーで出塁の際、低い姿勢からの盗塁、帰塁する、キャッチングからの送球、など |
識別 | 道具やスポーツ用具を上手に操作が出来る能力 | グローブを使っての守備全般、バットを使っての打撃全般、など |
リズム | リズム感を養い、タイミングよく運動出来る能力 | ピッチャーのタイミングを計りバットを振る、ベースランニングで歩幅をベースに合わせる、など |
連結 | 身体の各部位や個々の動きを結び付けて、スムーズに動かすことが出来る能力 | ボールを投げる、捕る、バットを振る(手、腕、肩、腰、足の動きを結び付ける)、など |
定位 | 動いているものと自分の位置関係を把握し、自らの動きを方向付ける能力 | ボールを投げる、捕る、バットを振る(手、腕、肩、腰、足の動きを結び付ける)、など |
反応 | 合図に素早く反応し、正確に対処して運動ができる能力 | 打球に素早く反応、キャッチングからの送球、ランナーでの出塁の際、ピッチャーの牽制に素早く反応する、など |
変換 | 状況の変化に合わせて、素早く動作を切り替えられる能力 | 送球、打球の行方に合わせて動作を切り替える(進塁、帰塁)、など |
文部科学省によると、近年子どもの体力・運動能力が低下傾向であり、体を思う通りに動かす能力の低下が指摘されています。
子どもの体力低下の原因の一つとして、スポーツや外遊びに不可欠な要素である、時間、空間、仲間が減少した事が上げられておりますが、花見川少年野球クラブでは、専用グランドで沢山の仲間とおもいっきり体を動かすことが出来ます。
また、花見川野球クラブでは「全力疾走・全力挨拶」をモットーに、身体能力の向上はもちろん、
も、身につける事ができます。
この、一生に一度しかない大事な期間は、子ども達の将来に広がる無限の可能性を高めるチャンスです。
野球を通じて子ども達の可能性を引き出して見ませんか?
私たち花見川少年野球クラブスタッフ一同が、子ども達の成長を全力でサポートします!
おまけに、かけっこも早くなって運動会での活躍間違いなし!
皆さんと一緒に花見川少年野球クラブで野球ができる事を心よりお待ちしております!
最後までご覧頂きまして誠にありがとうございました。